調剤薬局事務の資格試験、実際の問題

調剤薬局事務試験に限らず資格試験の場合は実際にどんな試験になるのか把握して、満点を目指すのではなく合格点を目指すのがセオリーです。
ここでは実際に出題された試験問題を見て、どんな勉強をしていけばいいのか把握しましょう。
調剤事務管理士の実際の問題

調剤事務の資格はいろいろありますが、ここで紹介する調剤事務管理士の資格は技能認定振興協会が主催する最もメジャーな資格です。当サイトで紹介してる通信講座では、ユーキャン、ニック、がくぶんで目指す資格です。
実際の問題はこんな感じです。
調剤事務管理士技能認定試験 平成20年度11月度
問1.調剤薬局事務員には、医療従事者として医師・薬剤師と同様に守らなければならない事項があります。厚生労働省通知の「診療情報の提供等に関する指針」の中で定めてる義務を1つ選びなさい。
A.調剤報酬算定に関する通達や情報は、しっかり把握しておかなければならない。
B.患者から薬に関する質問があった場合は、薬剤師に代わらなければならない。
C.業務上知り得た「患者及び調剤等の秘密」を他に漏らしてはならない。
D.受付で得られた患者情報は、必要に応じて薬剤師に漏れなく伝えなければならない。
E.薬剤師が患者に話してる薬の情報は、しっかり理解しておかなければならない。
解答は公開されてないようです。
平成23年度から導入された点検問題です。




問題を見てみてどうでしょう?まだ調剤事務資格を目指したばかりの方は何が何だか解らないと思いますがそれはあたりまえの事で心配いりません。医療事務の仕事を経験した方にとっては簡単な問題ではないでしょうか?
診療情報の提供等に関する指針のリンクを掲載しましたが、それとレセプト点検問題を見てもらえばわかりますが、やはり知識ゼロからの独学は難しいかもしれません。