調剤薬局事務の資格を最短で取得する勉強法

調剤薬局事務の試験はテキスト、資料の持ち込み可能の場合がほとんどです。これは調剤薬局事務自体の仕事が資料や点数表を見ながらするもので暗記をする事を求められてるわけではないからです。
そういった視点から調剤薬局の試験勉強も他の資格とは少し違ってきます。
ある程度基本をマスターしたあとは、問題集をどんどん解いて出題傾向に慣れる事。点数表を使い倒して自分の物にする事が合格につながります。
”現場で即戦力になる人材”になる事がゴールと考えると調剤薬局事務の資格の場合は小手先のテクニックでどうにか合格点を目指すというよりは、地道に問題の数をこなす事がゴールへの近道と言えるのではないでしょうか?
上手な勉強スケジュールの立て方
調剤薬局事務の資格を目指す方はすでに働いてる社会人の方や主婦の方が多いと思います。
現代の忙しい社会人にとってはなかなか資格の勉強のために時間を捻出したり子育ての合間に勉強をするのはなかなか大変な事です。
しかし調剤薬局事務の場合、このサイトのコンセプトでもありますが短期で取得できてしまうメリットがあります。通学で3日とか4日という講座もありますのでコツコツ続けるより、短期集中で取得してしまおうと言う方は教室に通うのが1番だと思います。
しかし通信講座の標準学習期間を見てみると2ヶ月~3ヶ月が標準的なようですのでここでは、その2~3ヶ月のスケジュール、または独学で資格取得を目指す方が上手に学習をすすめていくスケジュールについてまとめました。
忙しい方が勉強ができる?

調剤薬局事務の資格を目指す方は、すでに就職している社会人の方や、家事がある主婦の方、結婚、産後の就職を探してる方などが多いと思います。
忙しい現代の社会人にとっては上手に時間を捻出するのは難しいように感じられますが、実は忙しい人の方が集中して勉強ができるんです。
休日や、暇だった学生時代を思い出してみて下さい。時間が有り余ってる時は意外に何もできない事が多いのではないでしょうか? やはり人間は時間があると思うとなかなかきっちり行動できないものです。
逆に忙しくても時間をやりくりして、なんとかすべてこなせた。そんな経験もみなさんお持ちかと思います。 忙しい中で時間を作ってやる勉強は時間の制限があり何とか時間以内に終わらせようとするため集中しています。忙しく時間のない人は限られた時間にやる事に慣れてますので、ゴールから逆算して最短で行く習慣が出来ているのです。
忙しいからと言ってあきらめず、隙間時間を作り出していくのが社会人の勉強の基本です。
逆に時間がある方はこの原理を利用して、きっちり勉強時間を決め、その中で集中するというやり方もあります。
なるべく朝にやる、毎日やる

管理人は、大量の勉強本、ビジネス書を読んできましたが、その中でもみなさん共通して言ってる事が"勉強は朝にする"という事です。朝は勉強のゴールデンタイムです。
朝は苦手という方も多いと思いますが朝は一番脳が働いてます。眠くてぼーっとしてしまうのは体が付いてきてないのです。自分なりの方法で何とか起きましょう。夜遅くまで勉強するより朝早く起きて勉強するほうがおすすめです。
朝は仕事の電話がかかって来たりなどの邪魔も入りにくいですし、急な予定が入ってしまう確率は低いです。お酒を飲む方で夜はどうしても飲んでしまうという方にもおすすめです。
また週末や休日にまとまった時間をあてにするのも要注意です。急な用事ができてまるまるつぶれた場合のリカバリーが大変です。毎日1時間づつの勉強だと万が一できない時も次の日取り返すのはそれほど難しい事ではありません。
毎朝短時間でいいので続ける習慣さえできれば調剤薬局事務に限らずどんな資格でも取れます。
いつでもどこでも勉強できる体制を用意する
どうしても仕事がある社会人は、隙間時間の勉強を積み重ねる事で、多くの時間を生み出すという勉強も必須かと思います。どんなに忙しい方でも移動時間、待機時間、休憩などがあると思います。
管理人は隙間時間に備えてテキストを破って持ち歩いたり、問題集もやれそうな分だけ切りとってしまってました。もちろん筆記用具位はカバンに入れておく位はしましょう。破るのが嫌な方はコピーを持ち歩くのもいいでしょう。管理人があまりお勧めしないのは、覚えるリストなどを手書きで作る事です。書くことで覚えるという方もいますが、まとめる時間や書く時間がもったいないと思います。
今は携帯やパソコンなども使えばどこでも勉強ができます。テキストを写メで撮ってしまうとか、メモ機能ならどんな携帯にもついてるでしょうし、スマートフォンならエヴァーノートなどを使えば写したテキスト、問題集の下にメモなどもできて外出先の勉強に便利です。
また隙間時間の有効活用のコツとして"隙間時間をなるべくまとめて長くする"という事です。これはさすがに1分、2分できた時間ではできる事も限られてきますし、せっかく集中してきてエンジンが掛かってきたあたりで終了、また時間が出来たけど「どこまでやったっけ?」・・・・。
職種や立場によってはできない場合もあるでしょうが工夫したら実践できる方も多いと思います。
隙間時間をある程度まとめる方法については職種によって全部方法が違うので、あまり具体的な例は出しずらいのですが、小分けにこなしてた作業をまとめてやってしまうとか、毎日やる必要のないと判断した仕事はカットしてしまうなどです。ある程度まとまった隙間時間が出来ると共に仕事自体の効率もあがるかもしれません。